2000-02-24 第147回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第3号
ちょうど十日前になるわけでございますが、二月十四日の午前六時ごろに、坑口から約九キロメートルの坑道付近で発煙が確認され、直ちに入坑者の退避と消火活動が開始されたわけでございます。放水では消火が困難でありましたために、その後、坑道の一部を水等で封鎖し、通気を遮断して消火する方法がとられ、現在、消火の状況が慎重に監視されているところであります。
ちょうど十日前になるわけでございますが、二月十四日の午前六時ごろに、坑口から約九キロメートルの坑道付近で発煙が確認され、直ちに入坑者の退避と消火活動が開始されたわけでございます。放水では消火が困難でありましたために、その後、坑道の一部を水等で封鎖し、通気を遮断して消火する方法がとられ、現在、消火の状況が慎重に監視されているところであります。
その骨子をかいつまんで申し上げますと、今次災害を現場付近の状況等から見てガス爆発によるものであると判定するとともに、可燃性ガスが当該坑道付近に存在した理由として、当該坑道が採掘跡を密閉した箇所とつながっており、ここからガスが浸出し、通気不良により停滞した可能性が極めて強いと指摘をしています。
事故でございますが、去る五月十七日の午後三時三十五分ごろ発生いたしたことはもう既に御承知のとおりでございますが、この事故が発生いたしまして、警察といたしましてはこの関係についてこの十八日からの捜索、差し押さえ、十九日からの現場検証及び発生直後からの関係者の事情聴取等を行っておるわけでございますが、そういったことから、この事故はやはり坑口から約四キロメートルほど入りました南一卸の七片下層から八片連れ坑道付近
発生個所はマイナス八百十メートルレベルの北部区域、北第五盤下坑道または同上部坑道付近と推定されておりますが、なお調査中であります。
災害は、五月十一日十二時三十分ごろ、坑口より三千九百二十五メートルの二坑区域N−一マイナス六百メートルレベル南八番層坑道付近で発生したものでありますが、現場は、当鉱の最深部で採炭切り羽造成の準備作業として二カ所の掘進作業、一カ所のボーリング作業及び付帯作業を実施中でありました。
災害の概況でございますが、五月十一日十二時三十分ごろ、二坑区域NI−マイナス六百メートルレベル南八番坑道付近でガス爆発が発生いたしました。災害後、二坑坑内の就業者全員に退避命令が出されました。これは十二時四十分ごろでございます。坑内に残っている罹災者救出のために鉱山救護隊が出動いたしました。これは十三時五十分ごろでございます。罹災者は計三十三名。
また、第二の御質問でございますが、先ほど私、概略の御説明のときにそこを抜かしまして大変申しわけなかったわけでございますが、このマイナス六百メーター南八番層坑道付近の作業個所といいますのは、次の切り羽をつくるための坑道掘進をやっていたわけでございます。
場所はマイナス六百メーターレベルの南八番坑道付近でございます。この付近に作業をしておりました作業興が全部で三十三名でございますが、この人たちを含め、付近全域について、第二坑坑内の就業者全員について退避命令が十二時四十分に出されております。
○説明員(松村克之君) いま先生御指摘のありました件につきましては、現在事業団と坑道付近の計画について検討いたしているところでございます。
それから五百六十メートルレベルの坑道付近で、これは五百六十メートルの仕繰りをやっておられた方が三名ここで罹災されているというような状態になっておるわけでございます。
災害個所は二坑区域三片下九番層坑道付近でございまして、大体坑口から二千二十メートル入ったところでございます。深度は海底面下三百八メートル、その辺で起こったわけであります。今度の災害の種類はガス爆発でございまして、死亡十六名、負傷者四名、計二十名の罹災者を出したわけでございます。
災害発生個所は、常盤坑の中の二坑区域三片下九番層の坑道付近でございまして、災害の種類はガス爆発でございます。鉱山労働者の数でございますが、美唄炭鉱全員といたしましては、昨年の末におきまして二千六百九十九人の方が働いております。出炭量は、昨年の十一月で十万五百トンでございます。今回の災害の罹災者は、死亡十六名、負傷者四名、計二十名でございます。
災害発生個所は、常盤坑の中の二坑区域三片下九番層坑道付近でございます。災害の種類は、ガス爆発、鉱山労働者数は、美唄炭鉱全員で昨年末二千六百九十九人の労働者が働いております。出炭量は、昨年の十一月で十万五百トン、月大体十万トン程度の出炭量でございます。罹災者は、死亡者十六名、入院いたしております負傷者四名、計二十名でございます。
当初内部の煙が濃厚で進入が困難でございましたが、数回の探険によりまして左0片材料線と上層二十一卸の連絡坑道付近の炭壁から煙が出ておりました。立て坑の奥約九十メートル付近に火のあることを確認をいたしております。同日二十一時五十分ごろ、救護隊によりまして、ホースを二本使いまして直接注水消火を開始いたしました。
当地区は比較的メタンガスの多い地域であり、現に二月十二日夕張鉱山保安監督署より派遣された鉱山保安監督官がこの地域を巡検した際、右二番坑道付近で二・二%、二・四%のメタンガスがあること、及び右3六尺の切り羽の上部に一・九%のメタンガスがあることを指摘され、鉱山保安法の保安規則に規定されている一・五%以下に改善することを指示されているのであります。
十一月三十日午後三時四十五分ごろ、福住炭鉱の坑口より約九百メートル、深度百六十メートルの位置にある四片左十番坑道付近においてガス爆発が生じ、死者三名、も傷者九名、行方不明十七名、計二十九名の罹災者を出したのであります。
災害発生個所は、四片左十番坑道付近でございます。災害の日時は、十一月三十日の十五時四十分から十五時五十分の間に起きたものと推定されております。現在までに判明いたしております罹災者の状況は、死亡確認が十四でございます。それから重軽傷が九名、まだ死体の発見されない、行方不明になっておるのが六名でございまして、罹災合計は二十九名になっております。
損害は爆発とともに第二坑全域にわたっており、私どもが視察した中央ベルト坑道及び縦坑坑底の水平坑道付近は最も損害が大きく、随所に崩落と坑内火災を起こしたため、会社側は、鉱山保安監督部長の指揮のもとに直ちに約三十班の救護隊を編成し、被災者の救出に努める一方、破壊状況等調査に当たりました。